日替わりコラム
宝は我が内にあり
 宝は案外、近い所にあるようです。小さかった頃、無邪気に走り回り、宝探しをして遊んだことが思い出されます。
 本日(9日)の献労は、秋季大祭に向けて、川の整備を行いました。川底や石垣に生い茂る草を取り除き、取った草をロープで引き上げます。
 石垣には沢山の「コケ」も生えており、草と一緒に抜いておりました。すると、ある練成員さんが「このコケは宝ですよ。ここは宝の山ですよ。」とおっしゃいました。正直、ビックリしました。コケが宝などと思った事がなかったからです。実際に、コケはお店で売られているそうです。そんなことを全く知らず、何とも思わずただコケを抜いていました。
 見方が変われば世界が変わるものです。宝物としてコケを見ると、本当にそう見えてくるから不思議です。宝に囲まれている自分に気付きました。また、コケにも色々な種類がある事に気が付きました。
 谷口雅宣先生は心のメカニズムについて、「対極のものを、同時同所に感じられない」と講習会で教えて下さいました。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」です。やっぱり「心」なんですね。
 神の子の私達は神様に生かされ愛を一杯いただき、すでに宝に包まれているのに、心の窓を閉じていては、いつまでも宝は見つかりません。ただ心の窓を開けばよいのです。
 
 繊細な コケの輝き 此処にあり 

  
 
文:日向 光春11月10日

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