日替わりコラム
普賢岳
 先日、休日を利用して雲仙に行きました。小学生の子供が火山について習っているとの事だったので、「百聞は一見にしかず」という訳で、普賢岳の溶岩ドームを観に行きました。
 普賢岳は1990年11月に最初の噴火をし、翌年6月3日には火砕流が発生、消防団員や報道カメラマンの方たち43名の人命と多くの家屋が焼失しました。当時、北海道で、テレビでその様子がずっと観ていたのを今でも思い出します。そのときは日本でもずいぶん離れた長崎県の話だったので、「火砕流って怖いんだなぁ。」程度の思いでした。
 総本山奉職後、間もなく、まだ燻り続けている普賢岳を観た記憶があります。展望所から観る普賢岳は何かが圧倒的で、自然の大きさを感じました。
 噴火から18年、現在はどうなっているのだろうとの思いもあり、車を走らせました。
 廃止になった島原鉄道沿いの国道を走り、オバマ大統領就任前で活気付いている小浜(オバマ)町から雲仙に向かいました。途中から道路脇には、先日降ったと思われる雪が結構残っており、それに伴って外気も下がっていきました。しかし、途中から雨、そして普賢岳が見えると思われる仁田峠に着いた頃には濃霧となっていました。肌寒かったですが、それでも冬の寒さではなく、ふんわりとした霧が生暖かく感じられ、冬が終わりに近づいている気がしました。
 結局、ロープ-ウェイにも乗れずに霧の中を帰ってきました。(帰りに小浜温泉で日帰り入浴してきました。)
 それでも子供達は真っ白な霧をおもしろがって、結構楽しそうでした。日時計主義ですね。また、次回、春先にでも、今度は晴れた日を選んで、観に行きたいと思いました。
 境内地の梅はほんのり暖かくなってきたせいか、かわいい蕾を一杯枝に付けていました。春はもうすぐです。
文・写真:錦織 義記1月20日

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