日替わりコラム
雪の撮影とタイミング
 先日24日午後から25日にかけて、総本山では10年に一度と思われるくらいの大雪が降りました。早朝行事終了後、日が昇り始めた7時半頃から撮影開始です。七つの燈台や霊宮などを撮影するため、車にチェーンを付けて坂道を上ろうと試みました。
 私は学生時代、北海道に居ましたので雪道の怖さは充分知っています。積雪目測10cm以上の境内地の傾斜のきつい参道を車で上るのは無理と判断、歩いて上ることにしました。誰もまだ歩いていない新雪に一歩一歩と自分の足跡を付けるのは、大人になってからもなぜか嬉しいものですね。その嬉しい気持ちも最初だけで、あとは日頃の運動不足と足首まで雪に埋もりながらの登山となりました。息も切れ切れになりながら資料館まで着きました。東雲台の桜並木はまるで満開のようでした。(上の写真は神餞田横の桜並木)
 奥津城で谷口雅春先生、谷口輝子先生にご挨拶を申し上げ、七つの燈台を巡りました。
 すると、曇天の僅かな隙間から太陽の光が降り注ぎ、燈台のバックの山脈を明るく照らしていました。(2番目の写真)10秒ほど顔を出したお日様は、また雲の中に隠れました。
 境内地の参道を巡って、顕斎殿横の神餞田まで降りた頃には、雪もだいぶ溶けていました。
 こうして、2時間弱の撮影は終了しました。
 比べられるものではありませんが、よくテレビで山岳カメラマンの方が撮られた写真や映像を見ますが、ヒマラヤ山脈に日の光が当たりオレンジ色に輝く幻想的な写真一枚が、どれだけ苦労され、どれだけ時間をかけてその一瞬を収めたのかというのが、今回の撮影で少し実感しました。
 僅か2時間の撮影でしたが、この時間を逃したら撮れなかったと思います。何事もタイミングが大切なんですね。
 ちなみに3番目の写真は、奥津城手前の地球儀です。地球温暖化が叫ばれる中、まるでその暖まった地球を冷やしているようでした。
文・写真:錦織 義記1月28日

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