日替わりコラム
春の陽に誘われて
 春の陽に誘われて先日近くの三輪神社に参拝に行きました。  此の神社は由来によれば、寛永十酉年(1633年)形上村(かたがみそん)荘屋 相川新ェ門が智津大権現を祭神として此の老碕の森に祀る と記されておりました。幹の直径が150cm以上はあろうかという楠の大木に抱かれたような石の鳥居をくぐり、社殿に昇殿し礼拝を済まし、社殿の四方に掛けてある奉納額を拝観いたしました。
 この中に明治以降先の大戦までの戦没者の遺勲を顕彰する額が掲げてありました。それによると、此所形上村からも多数の若者が祖国防衛のために出征し、53名の方がその尊い命を捧げられたと記されておりました。
 この顕彰額を拝見しておりまして、そのご命日を見た時にハッと雷に打たれたような、厳粛な気持ちに襲われました。
 その日付は昭和20年8月23日没となっておりました。
 公式には20年8月15日に戦争は終わり、人々が銃を執る必要はなかったはずなのに、戦の終結も知らずに尚、祖国のため父母や妻子兄弟姉妹のために、命を賭けてその尊い命を捧げられたのかと思うと、胸詰まる思いでありました。
 亡くなられた方は如何に父母や妻子の元に、兄弟姉妹の元に帰りたかったかと、涙に曇り、感謝の思いで社殿を後にいたしました。
 この尊い御柱により今の平和があることを心に銘じ、全世界に平和の真理を伝えるべく、生長の家の運動に邁進することを誓った一日でした。
                        合掌・礼拝
文・写真:城戸 恒雄2月26日

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