日替わりコラム
日替わりコラム
 八重桜がとても綺麗に咲いています。吉野桜が散り、葉桜になる頃から八重桜がチラホラと咲き始めます。存在感があります。その存在感に圧倒されます。
 八重桜は花のみならず枝や幹、更には目には見えないけれども根っこまでもが赤く色づいている様に感じられ、木全体が花咲いているようです。
 「生命は一つにつながっている」そんな思いがしました。
 仏典に「一人出家すれば九族天に生まる」という聖句があります。九族とは高祖・曽祖・祖父・父・自己・子・孫・曽孫・玄孫の各九代にわたる親族のことです。九族が天に生まれるには九族の名前をいちいち呼び出して祀ることは必ずしも必要ありません。自分自身が出家することが必要なのです。そして出家とは家を出て修行する事ではなく、真理を悟って日常の生活をしながらも浄き世界に住むことです。自分ひとりがそのような悟境に入れば九族ことごとく天界に生まれるのであります。
 自分は一人で生きているのでない。川の流れが上流から下流に流れるように生命も一つにつながっている。愛の花を咲かせば枝も幹も根っこも全体が愛の花を咲かせます。更には未来にも愛の花が咲くことを、八重桜を眺めながら思いました。
 
 八重桜 花も枝木も 花咲かせ
文・写真:日向 光春4月13日

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