日替わりコラム
あア思い込み
 上の写真はサン・ジュワン枯松神社と云います。
私は以前この枯松神社という名前を聞いた時に勝手に、「松の木が枯れないようにお祈りする神社なんだろうな」と思いこんでいました。それでここ数年来総本山も含めて全国的に松食い虫や温暖化の影響で松の枯れる被害が多いので、松枯れの被害が減るようにお祈りしようと思い、枯松神社に参拝に行きました。
参道の前の案内板を見た時に「エッ」とびっくりしました。
枯松神社というのは場所が黒崎の枯松という地名にある神社というだけで、別に松枯れに霊験のある神社ではないという事を知ったのです。
笑わないで下さい。本当にそう思っていたのですから。
それでよく案内板を見るとここのご祭神はキリシタンのサン・ジュワン師で、バスチャン神父の師であるということで、この神社は日本に3社しかないキリシタン神社であるということを知りました。
あとの2社は1つは長崎市の淵神社にある桑姫社で、もう1つは伊豆大島にあるオタアサ明神ということでした。桑姫様は桑姫大明神として祀られています。
日本人は祀る対象がキリシタンでも神として祀るのですね。信仰に対する心の広さというものを見たような気がしました。心静かに参拝し、帰りにはド・ロ神父の大平作業場跡を見学し、その苦労の跡を偲び1つ知識を増やして帰ってまいりました。下の写真はその作業場跡です。感謝・合掌
文・写真:城戸 恒雄4月16日

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