日替わりコラム
バスチャン様は・・・
長崎市外海町にあるバスチャン屋敷跡を訪れました。
今回で2回目の訪問です。
ここは山の奥深くにあるため、以前は観光に訪れる人はよく道に迷ったそうです。今は親切な案内板も設置してあり、見落さなければ大丈夫だと思います。
バスチャン神父が隠れ住んでいた頃は道も細く、鬱蒼とした森に囲まれ、禁教下の時代にはここが安全な住み家だったのでしょうね。
私がここを最初に訪れたのは、山歩きが好きな妻がバスチャン屋敷跡と云う矢印を見つけ「行ってみましょう」と云う言葉からでした。その頃は特にキリスト教遺跡に興味があったわけでもなく、バスチャンがどういう人かも知らず、ただ「屋敷跡」という言葉で大きな屋敷跡があるのかな?と云う程度の感覚で行ったものでした。
屋敷跡の入り口にある説明でカトリックの神父で外海のキリスト教信仰を強固に根付かせた方であると云うことを知りました。そして屋敷跡に着いたとき、あまりに小さい建物で質素なたたずまいに驚きました。その時はただそれだけの感想でしたが、その後外海のキリスト教文化に興味が湧き、色々資料を読み進むうちにバスチャンという人は偉大な人だったのだなと理解出来、今回2度目の訪問をいたしました。見る心が変わると感じる心も変わるもので、このような奥深い山の中で一心に祈る神父の姿を思うとき尊敬の念が湧き上がるのを覚えた一日でした。下の写真はバスチャン屋敷内の闇に写る十字架です。
今日一日神の栄光あらんことを。
文・写真:城戸 恒雄4月23日

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