日替わりコラム
一寸の虫にも・・・
合掌 総本山の境内地は花壇も水田もスッカリ夏の装いになりました。
これからは梅雨時に入りいろんな虫たちが至る所で出没します。
ある日、私が寝ている時、足下がムズムズするので起きて見てみるとそこには大きなムカデがいました。

ムカデというと、30年以上も前に私がまだ熊本の田舎にいたときのことですが、村の人達と一緒に小さな神社の境内地を清掃していた時に弾みで石垣の岩を落としてしまいました。その岩の下には大きなムカデが真っ白い赤ちゃんムカデ30匹ほどを全部の足を使ってお腹の下に隠していました。若かった私は気持ち悪くなり、村の人と一緒に木の小枝を使ってそのムカデの上で火を着けました。火が消えたときには茶色くなった赤ちゃんムカデが3匹居るだけで他のムカデは逃げていたので何となくホッとしました。境内地の掃除が終わり落ちた岩を元に戻そうとしたら親ムカデは元の場所に帰って来ていてたくさんの赤ちゃんムカデと茶色くなったムカデも全部お腹の下に抱いていました。それを見た私は涙が出て来たことを今も忘れません。
どんな虫でも神さまの創造作品。親としての本能が生きているのだと教えて頂ました。
「一寸の虫にも五分の魂」
私の布団に入ってきたムカデは5寸ほどもある大きなムカデでしたが私はうちわですくい取り、家の外に出してあげました。
今は花に付いているどんな虫でも殺さずに近くの草むらに逃がしています。
上のムカデの絵を描いたとき職員の皆さんからは優しいブーイングを頂きました。
絵手紙を送っている姪もいやがるだろうなぁ・・と思います(-_-;)
でも、私としてはちょっとした自信作なんだけどなぁ(^o^)
これからもいろんな物に挑戦してみたいと思います。
文・写真:上村 アリ子5月27日

制作・著作 宗教法人「生長の家」総本山
〒851-3394 長崎県西海市西彼町喰場郷1567
TEL 0959-27-1155 FAX 0959-27-1151