日替わりコラム
グミ
 昨日は吉田講師のコラムの通り、梅の収穫が行われました。自分も何年かぶりに参加しました。最初は公邸横の梅園での収穫でした。手でもぎ取り、手の届かない部分は木を揺すったり、竹の棒で枝を叩いて揺らしたりして、梅の実を集めました。公邸横の梅園での作業が終わり、帰り際に梅の木の横に赤いあめ玉の様な実が成った木を見つけました。何となく実が市販の「グミキャンディー」に似てるなぁと思いました。
 隣にいた誰かが、「この木何の木だろう?この実は食べられるのかな?」と言ったので、冗談で「グミの木じゃない?」と言ったら、別に隣にいた人が、「そうだよ。グミの木だよ。実は食べられるよ。」と言いました。「へー、本当にグミの木なんだ。どれどれ」と一つ採って食べてみましたが、甘酸っぱい味と共に強烈な渋味が口に拡がり吐き出しました。
 その後、「本当に食用かな?」という思いから「グミの木」について調べてみましたら、意外な発見がありました。
 現在、国内外で“グミ”という名前が付いたお菓子が売られていますが、ゼラチンには多くのコラーゲンが含まれるとあって、最近では特に人気商品だとか。その発祥はドイツで1920年頃に子供たちの噛む力を高めようとつくられたとのこと。その後、1980年頃に日本で販売、現在では製品の種類が数百種類以上あるようです。
 私は、当然ながらこのお菓子の“グミ”は、「グミの木」の実に似ているところから名付けられたと思っていましたら、何と無関係とのこと。お菓子の“グミ”は、ドイツ語でガムを表す“GUMMI”が由来らしく、一方のグミの木の“グミ”は、漢字で「茱萸」と書き、実を口に含んで皮は出す意味から「含む実(くくむみ)」が変化して「ぐみ」になったという説や渋みがあるため、「えぐみ」から「ぐみ」になったという説があるようです。
 見た目と名前が同じという先入観で思い込んでしまうということがあるものだなぁと思いました。
文:錦織 義記5月30日

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