日替わりコラム
意味優先と感覚優先
 九州も本格的な梅雨入りで、朝からシトシトと降っております。コラムの題材を探して外への撮影をと思いましたが、外に出てすぐに断念、事務所に戻ろうとしたとき、練成道場の屋根から落ちる水滴が、水たまりの地面で弾けて様々な模様を作っていました。暫く見ているとこれがなかなかおもしろいのです。弾ける水滴がミュージカルのようであり、鍵盤の上を滑る指のようであったりと一列に並んで、様々な作品を作り続けています。意味優先で考えると、単に屋根から落ちる水滴が地面に当たるだけということになるのでしょうが、感覚優先的に見るとこんなに見方が変わるものなのだなあと思いました。

 総裁先生著の「日時計主義とは何か?」の中で、テントウムシの形をしたディスプレイ・クリーナーのお話が意味優先と感覚優先の説明の例として登場しますが、私も同じようなものは無いかと探していると、見つけました。 
 それは、下の写真の青い透明の物体です。もう10年くらい前のものだと思いますが、正面(?)と思われるところにはスマイルマークのように笑った顔っぽい模様があり、短い足に尖った頭の滑稽なこの物体、一体これはなんだと思いますか?感覚優先で見た場合、雨水を漫画で描いたような、ディズニーのキャラクターっぽい愛嬌のある顔、見ていると独りでに動き出しそうです。

 実はこれは肩こりをほぐすマッサージの類だったのです。足の所を手でつかみ、頭の丸く尖ったところで凝っている肩をもみほぐします。しかしこれ意味優先的に見た場合でもこの形が肩こりをほぐすのに理にかなっているのです。アクリル製の軽めの本体は握りやすく手の中にフィットし、丸く尖った頭が背中の肩胛骨の所まで楽に届いて、なかなか気持ちいいです。
 使わない時は机の上に置いてますので、常にこちらに「スマイル」を贈ってくれます。私の中では、意味も感覚もどちらも優先している素晴らしい一品です。ちなみにもらい物なので何処で手に入るのか不明です。
文・写真:錦織 義記6月23日

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