日替わりコラム
食物を作る力
 昨日で、境内地献労練成会が終了しました。最終日の献労は紫蘇とトウモロコシの収穫でした。畝いっぱいに育った紫蘇や大きく実ったトウモロコシ、さらにキュウリやスイカ、カボチャなどなど、菜園にはたくさんの種類の野菜が育っています。
 トウモロコシは、収穫したその後の昼食に上りました。献労農事課を始め、作物に携わられた多くの皆様に感謝して頂きました。
 それにしても一粒の小さな種や苗木から、よくこんなに大きく育つものだと感心させられます。職員の家族寮にもそれぞれ花壇くらいの大きさの土地が与えられており、自分のところではトマトやオクラ、パセリなどを育てています。また、過去には小玉のスイカやピーマン、キュウリ、トウモロコシなども(ほとんど妻が(^^;))育てました。
 これら野菜類が食卓に上る度、いつも、「なんで食べられない土からこんなおいしいものが出来るのか?」と思っています。
 土の中の養分と水を根が吸収して、太陽の光と二酸化炭素から葉で光合成して栄養分を作り・・・・と、学校で習いましたが、あくまで原理にすぎません。
 じゃあ、同じことをするのに、かたやキュウリになったりトマトになったりするのはなぜ?ということになってしまいます。原理や理屈で言うなら、出来る野菜は1種類になってしまいます。
 さらに、季節に合わせて育つ野菜も違ってきます。夏は体を冷やし冬は逆に温める。もうこれは人間をはじめとする動物に与えるために、植物がお互いに役割分担して、いろいろな栄養素を摂取できる野菜を作っているとしか私には考えられません。
 また、美しい花々も赤い花や黄色、紫、ピンクなど様々です。
受粉をするために蜂などの昆虫に見つけやすいようにという説もありますが、それにしては種類が多すぎます。これも人間に楽しんでもらうためとしか私には考えられません。
 こう思うとき、この植物たちの恵みに感謝するとともに、その背後にある大いなる神秘な力、人間を生かそうとする力、人間を悦ばそうとする力、そして人間に感謝の気持ちをもたせる力の存在を感じます。
文・写真:錦織 義記7月11日

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