日替わりコラム
マツとユキ
マツとユキ
西海市大瀬戸町を流れる雪の浦川に一羽の白鳥が舞い降りました。
渡り鳥のこの白鳥は雪の浦が気に入ったようで、渡りの時季が過ぎたというのにとうとう年を越して居着いてしまいました。
地元の人はこの白鳥に「ユキ」という名を付け、餌を与え可愛がりました。でも水面を一人で泳ぐその姿は少し寂しそうでした。そんなある日大瀬戸町の対岸にある松島から一羽の白鳥が舞い降り、雪の浦川に居着いてしまいました。
地元の人はこの白鳥に「マツ」という名を付けて様子をみていました。
二羽はいつも並んで泳ぎ、仲睦まじい姿を見せ雪の浦川の風物詩となりました。
ある日二羽の間に三羽の小さなひな鳥が泳いでいるのが見えました。「マツ」と「ユキ」の家族が増えたのです。
地元の人はセッセと餌を与え可愛がり、大切に見守りました。
ひな鳥はすくすく育ちやがて親元から旅立っていきました。
その中の一羽はここ雪の浦川の下流に住み親と同じく家族をつくりました。
今雪の浦川には二家族の白鳥が仲良く泳いでいるのが見られます。
そして「マツ」と「ユキ」には今年新たに四羽の家族が増えました。
そしてこの家族を祝福するかのようにアジサイの花も川辺に咲いていました。
皆さんも雪の浦川を通る機会がありましたなら白鳥の家族に微笑みを与え可愛がって下さいね。
文・写真:城戸 恒雄7月16日

制作・著作 宗教法人「生長の家」総本山
〒851-3394 長崎県西海市西彼町喰場郷1567
TEL 0959-27-1155 FAX 0959-27-1151