日替わりコラム
日時計主義で幸せを実感
ここ数日の激しい雨と雷鳴には驚かされますが、境内地の排水溝には泥がいっぱい詰まり、アスファルトの路面も粘土で覆われ、あるいは山から落ちてきた木くずなどで一杯です。

皆様のお住まいの近くはいかがでしたか?
被害にあわれた西日本各地の様子を報道で知らされ胸が痛みます。被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

さて2ヶ月前は、不肖私は入院中。病室の外はコンクリートの壁しか見えず‥、窓際に置かれたカサブランカのつぼみが日ごとに膨らんでゆく様子にひときわ癒されました。花びらがほころび始めた朝、感動と感謝の気持ちを込めて拙いスケッチを残しました。

当時は痛みをじっと我慢する日々で、母の「痛いの?」という問いに対して「足に噛みついた犬がなかなか離してくれないような痛さだ」と答えると、ばかに大笑いされました。よく「犬に噛まれたと思って忘れなさい」と言いますが、5代将軍徳川綱吉の治世でもあるまいし、例えようが可笑しかったのでしょうか。ちなみに私は大の犬好きで、犬の方もそれを知ってか、しっぽを振ってくれるばかりです。

それにしても一所懸命スケッチしてる間は、痛みをすっかり忘れてたように思い出します。聖経『甘露の法雨』に「物質そのものには知性なし感覚なし」と示されていますが、痛みを感じているのは物質である肉体の“足”そのものではなく“心”なんですね。日時計主義の生活実践の大切さが改めて身にしみました。

先日、梅雨の合間にオニヤンマとオオシオカラトンボの雌を撮影しました。境内地の自然の中を散策できる幸せで胸がいっぱいになりました。
文・写真:林 光子7月26日

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