日替わりコラム
宇宙エレベーター
 アメリカのニューヨークにあるエンパイアステートビルで、事業費5億ドル超をかけた省エネ改修工事が進んでいるそうです。2013年末頃には完成する予定だそうで、目玉は、何といっても省エネ設計。年間エネルギーを費用換算で440万ドル、消費量換算で最大で38%削減する予定で、商業ビルなどの省エネ対策のモデルケースになると期待しているとのこと。また、それ以外にもテナントとして入る場合、そのビルの省エネ度が入居の決め手になってきていると、何かの記事で読みました。
 オバマ政権になって、「グリーン・ニューディール政策」が打ち出され、地球の温暖化防止がいよいよ一般レベルでも考えられるようになったきたのでしょうか?
 総本山でも平成19年から“炭素ゼロ”運動を展開して3年目を迎えています。当然のことながら、エコにかける費用を出来るだけ抑え、それによってランニングコストも削減されるよう、日々いろんな情報を集めています。
 現在は「断熱塗料」や「省エネ電灯」、「窓用断熱フィルム」など、エネルギー削減について調べたりしています。調べていくと、最初いろいろ難しく専門的な文言で苦戦しますが、知識が増えるにしたがって、その理解力は加速的に拡がっていくように感じます。また、そうやって得た知識は、他の日頃の何気ない生活の中での買い物などでもエコについて考えるようになる助けになっているように思います。
 総本山総合情報誌『顕斎』194号で「平成20年度に総本山は“炭素ゼロ”を実現しました」と掲載しましたが、残念ながらその後の調査で、実現していないことが判明しました。同誌『顕斎』195号では、そのことについて触れて、「お詫びと訂正」を致しております。
 しかし、平成21年度には“炭素ゼロ”を実現できるようにしたいと考えています。“炭素ゼロ”に向けての難しい最初の一歩も生長の家が二歩目、三歩目と進めて行くうちに、加速度的に進んで拡がっていったら・・・「美しい地球を未来に」残し、全世界が平和になることを願います。
 世界では、2008年の世界の軍事費総額は、1兆4640億ドル(約140兆円)だそうです。この費用で世界中にどれくらい多くのクリーンエネルギー設備の建設と飢餓救済の活動ができることでしょう。
 ちなみに現在、地球から宇宙へ行くための「宇宙エレベーター構想」を真剣に考えている団体が世界中にいくつかあるそうです。宇宙エレベーターとは、文字通り宇宙へ行くエレベーター。現在の軍事費を全てそれに注ぎ込めば、充分実現の可能性があるとのこと。実際に計画などもあるとか。はたして我々人類は宇宙エレベーターを完成させて、上空から「美しい地球」を観ることができるでしょうか?
文・絵:錦織 義記7月29日

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