日替わりコラム
草の香り
 米スペースシャトル「エンデバー」で帰還した若田光一飛行士が、31日午後3時(日本時間1日午前4時)記者会見に臨み、「スペースシャトルのハッチが開くと、草の香りが機内に流れ込み、地球に優しく迎えられた気がした」と語っておられました。
 「草の香り」によって地球に優しく迎えられたとの言葉に、正直ビックリしました。なぜならば、草の香りをいったい自分は意識していた事があったろうかと。晩ご飯のおかずの香りは意識しているが、草の香りには全く興味がなかったです。長期間地球を離れてみると、地球での当たり前のことが新鮮で、優しく感じられるのでしょうか。
 そうであるならば、もっと毎日の日常のなかで、当たり前として通り過ぎてしまう些細な出来事を、「幼子の心」で感動することが大切ではないかと思いました。
 練成会2日目の献労で、公邸ミカン園の草刈をさせていただきました。いつもなら全く思ってもいなかった「草の香り」に優しさを感じてみようと意識し、献労してみました。確かに優しい草の香りがそこにありました。草も香りを放ち、一所懸命生きていました。
 心の豊かさを感じました。心の目を開いてみれば至る所に感動が満ちあふれている。神様の御愛に包まれている。ただ有難きばかりの世界かな。

 優しさは いたるところに 満ちあふれ
文・写真:日向 光春8月3日

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