日替わりコラム
ご先祖様と家族と共に
14日・15日のお盆の間、実家で家族やご先祖様と一緒に過ごさせて頂き、昨夜の精霊流しで先祖の御霊をお送りして今朝早く総本山に帰ってきました。

幼い頃、お盆は近所の人達と長崎平和公園で盆踊りをしたり、夕方から本家のお墓に親類が集り、夜の9時過ぎまで花火を打ち上げたりしました。精霊流しでは、次々と繰り出す精霊船の豪華さ、沿道の爆竹の音のけたたましさに興奮し、一緒になって「チンコン チャンコン ドーイ ドーイ」とかけ声をしたものでした。当時は、初盆の家から精霊船が出されるものだとは知る由もなく、賑やかな様がただ嬉しくて喜々としていました。

一昨年の初夏に父が霊界に旅立ち、初めて我が家から精霊船を出しました。お寺から環境問題を考慮して小さな船でいいと教えられ、真面目で厳格でちょっと人付き合いが苦手だった父にふさわしい、家族だけで抱えることの出来る可愛い船にしました。家紋の入った提灯を先頭に、線香を絶やさぬように気を付けながら、高齢の母をいたわってゆっくりゆっくり‥、なにより家族を愛した父が喜んでくれるようなお見送りだったと思います。

今年は例年の様に、仏壇に敷いていた弧(こも)で果物や野菜の煮染めなどをくるりと巻いて両端を縛り、船のような形にして、お土産に持っていって頂きました。

さて、明日からは宇治別格本山で盂蘭盆供養大祭が執り行われます。総本山からもご奉仕のために大勢の講師職員が本日出発しました。大祭では、私たちが書かせて頂いた霊牌にご先祖様が招霊され、何度も何度も聖経『甘露の法雨』が読誦されます。

各家庭で先祖代々の宗派や地域の習慣でお盆の供養をさせて頂いた後に、更に盂蘭盆供養大祭において萬教帰一の真理の言葉でご先祖供養をして頂けると思うと、生長の家のみ教えに触れることの出来た幸せに感謝せずにはおれません。

宇治までお参りに行くことは出来ませんが、総本山でしっかり留守を守りながら、真心で聖経『甘露の法雨』を誦げさせて頂きたいと思います。
文・写真:林 光子8月16日

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