日替わりコラム
大切な自然
今日は道場から金龍湖周辺まで歩いてみました。

まず道場前の斜面でチガヤの穂を見つけました。子供の頃には、外に顔を出す前の若い穂をチューインガムのように噛んだものでした。柔らかくて甘くて草の香りがして美味しかったです。当時は、今のように美味しいお菓子が豊富にあるはずもなく、山や野原で遊びながら食べられるものを見つけて(時にはよその畑のザボンを取ったことも‥)おやつ代わりにすることもありましたが、自然児そのものでとても幸せだったと思います。

さて、顕齋殿方面に歩き進むとだんだんムシムシとしてきました。そのせいでしょうか、今日はいろいろなムシたちに出会いました。

神鐉田のすぐ横の小川にはハグロトンボが羽を広げていました。このトンボは初夏に羽化してしばらく林の中など薄暗いところに移動するそうですが、大人になると再び水辺に戻って縄張りを作り結婚相手を探すそうです。このハグロトンボはコン活中のようですね。

続いて出会ったのはハンミョウ。シャッターの音がしても少し移動するだけで逃げません。これは幼虫が砂地にしか生きられないので、生息場所が限られていて遠くに離れようとしないためのようです。その様子が人を案内するように見えるので「道教え」とも呼ばれるとのこと。写真はこっちを向いて構えているように見え、顎の牙がちょっと怖いです。「斑猫(ハンミョウ)」という名前の由来はここにあるそうで、獲物に襲い掛かり鋭い大アゴで捕らえる姿が猫のようなのだそうです。

他にもクロウリハムシ、マイマイカブリ、アブラゼミ、モンキチョウ、アカトンボ、シオカラトンボなどをカメラに納めました。地球温暖化の影響も肌で感じるような昨今ですが、ムシたちを注視していると、自然のサイクルの中でただ一所懸命生きているってことだけが伝わってきます。

私たち人間には大きな責任があることを痛感します。これら沢山の生きものたちと共に生きる地球の自然を大切に守っていかなければならないと、切に感じた今日の境内地散策でした。
文・写真:林 光子8月23日

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