日替わりコラム
爽やかな秋の傘干し
昨日は6日ぶりの晴天。第349回龍宮住吉本宮練成会は第3日目になりました。

練成会行事の合間をぬって、前回の練成会で使用したままになっていた傘240本を玄関前に広げました。濡れた状態でケースに収まっていた傘達は、サンサンと輝く太陽の光と涼しい秋風を受けて、笑っているように見えました。夕方には、練成献労を終えた参加者の皆様にも手伝っていただき、5分で取り入れることができました。残りの500本もさっき全部干してきました。

さて、顕齋殿の高いところから落っこちて上村講師に育てられた子スズメのことですが、巣立ちしても、玄関付近からなかなか離れず、お腹が減ると私たちの前に出てくるので、一人前に生きていけるのか、心配しました。それで、そこらのスズメを呼び寄せて一緒に連れて行って貰おうと、石の上にヒエや粟を蒔いていましたら、なんと今では、下の写真のような状況に…。他のスズメたちに紛れて分からなくなってしまい、当てずっぽうで名前を呼んでも、もう振り向いてもくれません。

ところで、総本山は雨続きで、刈り終えた稲穂を予定通り脱穀することも出来ず、神饌田にはまだ稲穂が竿掛けにされて干されています。こういった状態が長くなると、スズメの群れがついて集中的に食い荒らされることもあるそうですが、総本山の神饌田はおかげさまで無事とのこと。「スズメの恩返しだろう」と冗談まじりに喜んだりしておりますが、夏場はスズメが子育てのために大量のムシを取ってくれるので稲なども順調に育つ訳で、感謝を忘れてはいけないと思いました。

尚、スズメは喉元の黒い部分が年をとるにつれ広がっていくそうです。この黒い部分が広いと年長者として上位に立ち、エサを食べる順番や見張りなどの役割分担がスムーズに行なわれるということらしいです。スズメの世界にも、平和で安全に暮らすための智慧が備わり、秩序が整っているんですね。

文・写真:林 光子10月4日

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