日替わりコラム
アクリル板
 温故資料館では、ディスプレイの為にアクリル板を使用することがあります。先日そのアクリル板を見に行くと擦り傷が多く付いていてそのままでは使えなくなっていました。
 どうしようかと悩みながら、インターネットで調べていると、傷を消す方法について書いてあるページにたどり着きました。そこはアクリル板を専門に扱うお店のホームページでした。
 その中で、傷が付いた物は専用のサンドペーパーと研磨剤で磨けばある程度の傷は目立たなくなるというものでした。その為早速購入の手続きをしました。数日後、品物が届き、先ほどこの品物を使ってアクリル板を磨いてみました。
 説明書では、手で触れてみて傷の感触があるものは、最初に#300〜#600位の目のサンドペーパーで磨き、段々細かい目のものい換えて、最後#1500位の超極細ペーパーで磨いて、最後に研磨剤で磨き上げるというものでした。
 手順にしたがい最初のサンドペーパーで磨いてみると・・・何と透明のアクリル板が細かい傷で真っ白に・・・私の頭も真っ白に・・・しかし説明書では、そうなるとのこと。段々細かい目のペーパーに換えて磨いていきますが、一向に白いまま、しかし説明では研磨剤を付けて磨くと透明になるようなので、説明の通り研磨剤で磨いてみました。
 磨き続けて数分・・・ある程度白い部分は減りましたが、何となく傷が拡がってしまったような・・・何もしなかったままのほうがまだ良かったかも・・・。半ばだめと諦めながら説明を思い出してみると、「何度も何度も磨いてください」と書いてあったような。
 「よし!」と心機一転、磨き続けました。するとどうでしょう、傷が段々透明に変わっていきます。そのうち真上からは確認出来なくなりました。斜めに光を当てて見るとまだ傷が分かりますが、それでも殆ど目立たなくなりました。まだまだ磨き足りないと思うので、さらに磨き続けたいと思います。
 きれいに磨くためには、元の傷よりも一旦ひどくなることに驚かず、さらに諦めずに磨き続けることが大切なのだと気付きました。また、説明を疑うことなくそのとおり行えば、その結果は自ずからついてくるものだということにも気付きました。
文:錦織 義記10月21日

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