日替わりコラム
そのままの姿
冬枯れの木は 美しい
凍える朝に 光を浴びて
その枝先を 寒空に伸ばし
静寂の森に きりりと立っている

来たる 新しい春のために
小さな つぼみをつけ 
それを 固く閉じ
じっと寒さに 耐えている

優しい風が吹き 春が来れば
青々とした 若葉をまとい
可憐なる 花を飾り
その枝先は 覆い隠される

冬枯れの木は 美しい
何も 飾らない
何も まとわない
ただ そのままの姿で
厳しい冬に 凛として立っている

人も また 
そのままの姿が 美しい
何も 飾らない
何も 厭(いと)わない
何も はからわない

華美な装飾も 肩書きも
我(が)の知恵も 知識も
すべて 脱ぎ捨てて
ただ そのままを生きる

暖かい春も 厳しい冬も
常に神は 守り導いている
神の御心を そのままの心で受け
そのままの姿で 生きるとき
人は 美しい人生を創造する

文・絵:前田 智子12月18日

制作・著作 宗教法人「生長の家」総本山
〒851-3394 長崎県西海市西彼町喰場郷1567
TEL 0959-27-1155 FAX 0959-27-1151