日替わりコラム
新春の森の霊気 
昨日、境内地献労練成会の一日献労で、通称“真理の道”に沿った雑木林の間伐を行いました。

“真理の道”のあるところは、元々、湿地と土砂が山間にミニ扇状地のようになっていた場所で、人や車が通れるような道はありませんでした。そこに昭和56年の夏頃、重機も用いて、石を組み土を盛り、当時の献労農事課の講師職員と長期生が、毎日毎日、泥と山水と汗にまみれ、全力を尽くして作ったのが“真理の道”です。

そのおかげで、東雲台に向かう山道も整備されました。山道を造る時は私も参加し、20sもある石柱を肩に担いで女性であることも忘れ、競い合うように駆け上ったものでした。中には、両肩に2個担げる人もあり、同じように担ごうとして、あまりの重さに落としてしまい、地面を叩いて悔し涙を流す青年もありました。あんなに純粋に欲も得もなく、ひたすら献労をさせて頂いたことは、今でも本当に有り難く思い起こされます。

道が出来て30年、自然は大切に護られつつも、道沿いには“菜園”“蛍の飼育場”“榊園”などが整備され、山道には“炭焼き釜”も出来ました。

道の両側には10メートルを超える雑木林が鬱蒼と茂っています。そこで、間伐をして地面に陽光を入れ、幼木や切り株からの芽生えを成長させようということになりました。その生育の過程でより多くのCO2を吸収して貰うとともに、更に間伐した樫の木を炭材として利用することで、木が蓄積しているCO2も固定できるということです。それで、環境保全を目的とした森林の間伐が昨日の献労ということになりました。

入山当時と同じように樫の木を肩に担いて山道を上りながら、次々と追い越してゆく若い人達の背中に祝福を送りつつ、それでも50才を越えた今も元気に献労させて頂けることが嬉しく、感謝の思いに満たされました。新春の山々の霊気をいっぱい吸い込んで東雲台の方を見上げれば、メジロやヒヨドリなどが盛んに鳴いていました。有り難いことに、菜園や榊園も日照時間が長くなりそうです。

そして、私の足と腰は筋肉痛と間接の震えで、久し振りにロボットのようにぎこちなくなってしまいました。しかし、一夜明ければ、足腰はほとんど回復!有り難いことです!

今日も同じ内容の献労が予定されています。しっかり頑張ろうと思います!

写真は今月4日に道場周りで撮影した野鳥たちです。
文:林 光子1月10日

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