日替わりコラム
歴史の記念碑
歴史の記念碑
先日家内と二人で佐世保市へドライブに出かけ、途中八幡様の幟を見つけ参拝してまいりました。
社頭参拝を終え、社殿横の石碑を悉に(つぶさに)拝観しましたところ、明治27・28年役の記念碑と明治37・38年役の記念碑、それに大正3・4年役の記念碑であることが記してありました。
明治27・28年は日清戦争・明治37・38年は日露戦争・大正3・4年は第一次大戦における対独戦(ドイツ)の記録です。
この記念碑の中に日露役における戦病死者記念碑が建立されているのを見つけ、ここ、針尾島の江上村からも国難に殉じた方が出たのだと知り、厳粛な気持ちで拝観させていただきました。
記念碑の側面には明治38年5月27日の日本海海戦にて【一七艇隊三四号艇ニ於イテ戦死ス】と記されていました。
日本海軍が露西亜のバルチック艦隊を壊滅させ日本を勝利に導いた海戦でしたが、身内を亡くされた家族にとっては悲しみの尽きることなき出来事だったのでしょうね。
その家族をねぎらい名誉を讃え、村の英雄としてここに記念碑を建立したのでしょう。
百年以上昔の出来事ですが忘れることのできない歴史として語り継いでいく義務があるのではないでしょうか?
そして戦火を交えることなく人々が平和に暮らし、共に思いやる心を育てていくよう尽力するのが御教えにふれた私達の務めではないでしょうか?
苔蒸した記念碑を拝みながら心に誓った一日でした。
尚、江上村は現在は佐世保市の江上地区となっております。
文・写真:城戸 恒雄1月21日

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