日替わりコラム
生きものとのふれ合い
つい先日、総本山の皆さんと長崎市内を訪れました。お天気も良く暖かい日でした。長崎生まれの私には、諏訪神社から始まった史跡巡りも馴染んだ所がほとんどで、懐かしい思いに浸ることが多かったのですが、さすがに坂の長崎を実感しました。長崎港内にある伊王島の宿泊施設に入った頃には、足は棒の様になっていました。

伊王島では、夕食後、5〜6匹のタヌキに出会いました。よくないこととは思ったのですが、タヌキとふれ合いたい一心で、おやつを与えると、段々慣れてきて手から直接食べてくれるタヌキも出てきました。じっくりとタヌキたちの顔を見ると、犬とよく似た何ともかわいらしい瞳をしていました。

新地中華街の公園では、バスを待つ間、トビの群れと遊ぶことが出来ました。長崎市内は西彼町近辺よりトビの数が遙かに多いように感じます。公園の電線にまるでスズメかカラスの様に20〜30羽が止まっている姿は壮観でした。空中にパンを投げあげると、十数羽のトビがアクロバット飛行の様にパンをキャッチしながら私たちの周りを飛び交います。始めて近くで見る鋭いくちばしと爪には恐れも感じましたが、みごとに人間の間をすり抜けたり頭上すれすれを飛び交うトビの身体能力のすごさに感動しました。

タヌキやトビがこんなに人になれてしまったことは、果たして良い事なのか考えてしまいますが、動物好きの私にとっては、生きものと触れ合えたことが何より楽しい思い出となりました。そして、このような愛すべき存在を、できるだけ踏みにじらないような生き方をしなければならないと痛切に思いました。

総本山では梅の花が咲き始めました。手前味噌ですが、総本山は私にとって、一番美しい所だと思います。

昨日、金龍湖周辺を散策しましたが、沢山のメジロがネズミモチの実や椿の蜜を求めて元気に飛び回っていました。
文・写真:林 光子1月24日

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