日替わりコラム
【紐差教会】へ行きました。
平戸のお話です。
【カトリック宝亀教会】を参拝し、更に国道383号線を西へ進み紐差の町へ入り、目指す【カトリック紐差教会(ひもさしきょうかい)】へ着きました。
ここは昭和4年に教会建築で有名な鉄川与助(1879/1/13-1976/7/5)が手懸けた教会で、美しく荘厳な造りで観光客の人気スポットとなっております。
しかし観光客の中には不心得な方もあると見え、教会の備品に傷を付けたりされるので祭壇の近くへの立ち入りを遠慮して下さいとの心得書きが置いてありました。
真剣に神への祈りを捧げる人達の純粋な心を無視するがごとき行為は厳に慎んでもらいたいものと、少し悲しい心が起こってしまいました。
どうか敬虔な気持ちで御参拝下さいませ。
この紐差教会を建設した鉄川与助さんは敬虔な仏教徒で生涯仏教徒を貫き通した方でしたが、教会を建設する時は全能力を教会建設に注いだと云うことです。
そして鉄川与助さんは明治40年に上五島の冷水教会建設を手始めに生涯に34棟もの教会を建設し、その中には国の重要文化財に指定されている教会もあります。
(上五島町の青砂ケ浦教会・平戸市田平の田平天主堂・新上五島町の頭ケ島教会)
又、昭和34年には原爆によって破壊された長崎市の浦上天主堂の再建も手懸けました。
この鉄川与助さんが教会建設に携わるきっかけは長崎市外海町のドロ神父の指導であったと案内にはありました。
宗旨にかかわらず真剣に教会建設に取り組んだ鉄川与助さんは国から黄綬褒章と勲五等瑞宝章を授けられ、1976年天寿を全うされ仏様の元へ行かれました。
その聖業に深い尊敬の念を捧げます。
文・写真:城戸 恒雄2月25日

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