日替わりコラム
藤棚の家
 4月1日から開催されています第354回龍宮住吉本宮練成会の第6日目の昨日は、晴天の中奥津城参拝が執り行われました。その後、七つの燈台巡拝、龍宮住吉霊宮参拝を経て、今年度から藤棚の家の見学という行事が追加されました。実際に藤棚の家に上がり三畳・四畳半の一階、六畳と八畳の中二階と見学して頂きました。その後、藤棚の家の説明を担当させて頂きました。
 昭和初期の頃の谷口雅春先生ご家族が住まわれたいくつかの尊邸の中でも、谷口輝子先生が特にお好きだったことが、先生の御著書『めざめゆく魂』の中で、先生が当時の様子を綴られておられます。
 「ささやかな藤棚の家、訪(おとの)えばすぐ奥の部屋の見えるような萱葺の家であったが、庭には四季に花が咲き、家の中は、これから伸び拡がって行こうとする活気に満ち溢れていた。夫と妻と子とはしっかり一つの心で結ばれて足並を揃えて歩いて行った。人々は私たちを求めているのだ。私たちはそれらに応えて、人々の前に進んで行こう。」(『めざめゆく魂』72頁8〜11行目より) −−先生ご夫妻の人類救済への決意、昭和4年12月31日に届けられた『生長の家』誌創刊号一千部、−−そのお陰で救われた人の数は今日にいたるまでいかほどか。
 昭和56年11月21日に温故資料館の横に復元されたこの藤棚の家の中に入っただけで、練成会参加者の中には、救われた悦びなどのいろんな思いが込み上げて目を腫らす方もいらっしゃいました。
 その後、『日時計主義の実践』が行われました。私もそういった当時のことを偲びつつ感慨にふけりながら、藤棚の家を描きました。今までパソコンで描いていましたが、実際にペンを持って描くのは難しいですね。でもウグイスが「ホーホケキョ♪」と鳴くのどかな山間の日だまりの中で描くのは、とても気持ちのいいものでした。
文・絵:錦織 義記4月7日

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