日替わりコラム
ポーチュラカ
ポーチュラカは、スベリヒユを園芸用に改良した品種で、別名ハナスベリヒユといいます。乾燥と高温に強い花で、現在は写真のように参道横の丸花壇で咲いています。実はこれ、植え付けているのではなく、毎年のように昨年のこぼれ種から芽を出して咲いて、植え付けたマリーゴールドを切り戻して低くした後、丁度良く伸びて花を咲かせてくれます。しかも丈夫で手がかからないありがたい花達なのです。ご覧の通り、黄色、白、濃いピンク、薄いピンクと色があり日中のみですが、沢山の花を開いてくれます。ポーチュラカと呼ばれるのは学名からの由来で、原種のスベリヒユが、農業においては畑作の害草として知られ、全般的には執拗な雑草として嫌われる傾向にあるので、イメージから、ポーチュラカの呼び名が定着しているようです。しかし、そのスベリヒユも、地域によっては食料として畑作もされることもあるらしく、ゆでたり、生食したり、干して保存食や漢方にも用いられる事を調べた中で初めて知りました。雑草、害草等という言葉は人の立場によって付けられた言葉で、人・時・所を得ればすべて善なのだとあらためて感じました。

文:吉田 憲司9月14日

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