日替わりコラム
懸税つくり
本宮横神饌田の稲刈りが9月18日、団体参拝練成会の献労で終了しました。現在刈られた稲は写真のように乾かされていますが、手前のほうの間が抜けていると思いませんか? これは懸税(かけじから)を作るために作業倉庫へ移動したからなのです。昨年も本欄に書きましたが、この収穫した稲穂で作る懸税、我が国においての起源は、第11代垂仁天皇の頃にさかのぼるそうです。古くから伊勢神宮に於ける神嘗祭の際に、神戸・その他の神領から奉献される、その年の稲穂(新穀)を瑞垣あるいは内玉垣にかけてお供えする「懸税制度」があり、天照大神様の広大なご神徳に感謝の誠を捧げ、我国の永遠の繁栄を祈念する民族的行事で、懸税の「税(ちから)」とは、「年貢」のことで、稲穂を”懸けて”奉るために、「懸税」と呼んだといわれています。龍宮住吉本宮に於いても、顕齋殿の祭場に、美しく整理した稲穂を掛け、神様に神嘗祭までお供えいたします。さて、現在の進捗状況は、祭場にお供えする30束の整理(成熟した美しい稲穂のみに選別すること)が終わり、しっかりと止めた後、根をそろえて切りました。後のこり19束です。午後の数時間で作業は終わり、明日の早朝には祭場にお供えする事ができそうです。
文・写真:吉田 憲司9月21日

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