日替わりコラム
さすが焼き物の町
焼き物で有名な佐賀県の有田町を訪ねました。
ここは私が高校時代学んだ場所で故郷のような所ですが、いつの間にか記憶も薄れ行きたい場所も曖昧になり、観光案内のパンフレットに頼ることになりました。
まず一番に行きたい場所は【陶山神社】で、ここには磁器で作られた鳥居があり是非それを見たいと思っていました。
最初に参道入り口の階段を登るとそこには大きな石の鳥居と銅製の大きな狛犬がデンと控え、その前にはなぜかJRの線路が走っていました。
踏切を渡り、鳥居をくぐり、境内の広場を散策するとそこには松尾芭蕉の句碑が建ち、説明は磁器の板に書いてありました。
よく見ると案内板は全て陶板で「さすがは焼き物の町だな」と感心しました。
目当ての磁器の鳥居は二の鳥居で眼にしたときは「あ・これだ!」と感激しました。
そして側には磁器で作られた狛犬と同じく磁器の灯明が奉納されておりました。
参道境内のあちこちに磁器の焼き物が奉納され、拝殿の中にも焼き物に携わる個人や会社からの奉納品が納められていました。
ここ【陶山神社】は主祭神として(応神天皇様)と朝鮮の陶工(李参平公)と(鍋島直茂公)をお祀りしており、いかに焼き物と縁の深い町かを実感することができました。
(李参平公)は陶祖として崇められており、有田の町で(李参平公)の名を知らない人はおりません。
情緒あふれる有田の町を眺めながら、遠い異国から渡ってきた朝鮮陶工の心に思いをいたし、この有田で焼き物をまなんだ45年前を振り返るひとときでした。
文・写真:城戸 恒雄10月14日

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