日替わりコラム
生物多様性条約
昨日は第328回団体参拝練成会の第4日目。早朝から奥津城参拝、引き続いて七つの燈台巡拝、龍宮住吉霊宮参拝、温故資料館拝観、日時計主義の実践としての絵封筒の作成などが行われました。

素晴らしい良いお天気に恵まれ、大村湾の向こう岸から登る朝日に照らされて、何もかもが美しかったです。(写真は朝日が昇る少し前)皆様が、お描き頂いた絵封筒も個性豊かでみな神々しく光り輝いていました。

午後の献労では、道場前の3段の斜面の草をすっかり綺麗に刈って頂きました。広い駐車場の草も抜いて頂き、びっくりするほど綺麗になりました。献労中に草藪の中からウサギが飛び出して来たそうですよ。見たかったですね。昨日一日の行事が終了しての帰り道、すっかり寒くなった夜風を感じながら、祈るような思いで新しいねぐらで暖かく寝ているウサギのことを思いました。

さて、ニュースでは「COP10」という締約国会議が名古屋で開催されていることが伝えられています。1年間に約4万種の生物種が絶滅している状況下、多様な生き物や生息環境を守り、その恵みを将来にわたって享受するために、国際的な生物多様性条約が是非とも必要であるとして、こういった取り組みが始まったそうです。

食糧の安定供給や新薬開発などに必要な生物資源の確保のためという極めて人間中心の考え方も根底にはあるようですが‥。ともかく、生物多様性に関連する特集番組が連日放映されていて、いい学習の機会になっています。

その中に、放置された杉林を開墾して棚田を復元し、化学肥料も農薬も一切使用せずに耕作した様子が取り上げてありました。総本山の「田んぼ」もこれに近い状況で耕作されていますので、興味深くこの番組を見ました。

その「田んぼ」では、夏にはバッタが稲の葉を囓り、青虫のようなものが葉っぱをくるっと巻いたりして、もう気が気でないような状況があちこちに起こりますが、一方では「トノサマガエル」や「トンボ」、「クモ」、「カマキリ」などがそういった虫を補食しています。

実は、我が長崎県でも「トノサマガエル」は絶滅危惧種なんだそうです。総本山の田んぼでも、蛙にしては品格を感じる緑色をうっすら帯びた愛嬌ある姿を見たことがないですね。

「田んぼ」の土には、「イトミミズ」などが沸き、土を豊かにしてくれます。土の養分を分析すると化学肥料を使用した「水田」の土と比べても全く劣らないこともわかりました。勿論、葉っぱは囓られても立派な稲穂が実っていました。

実相世界の無限の素晴らしさは、現実世界には無数のすばらしい多様性をもって表現され、しかも多様でありつつ大調和に向かっているのだと教えて頂いております。

悪いものは本来無い、大調和した生命の円環を信じ、自然の営みのすばらしさを認め、農薬にも化学肥料にも頼らない「田んぼ」がこの近隣にもどんどん広がってゆく情景‥、そんな憧れと夢とがどんどん膨らんでゆくような気がしました。

文・写真:林 光子10月17日

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