日替わりコラム
さすが焼き物の町(U)
【陶山神社】で磁器の鳥居を拝見した後、次は何があるのかな?と思いながら1分程車を走らせていると大きな石柱が2本立っているのを発見し、「何?」と思い車を止めました。そこには【石場神社】と【高麗神社】という案内があり陶祖(李参平公)の磁器製の座像が祀られてありました。
石場というのは陶石を採掘する場所で、高麗神というのは朝鮮(高麗)の神を朝鮮の陶工達が祀ったものだということでした。
高麗の神を高麗の人が祀り、日本の人がそれを崇め、高麗の人と日本の人が共に祭るという麗しい姿がそこに現れているのですね。
ところで(李参平公)が何故陶祖と呼ばれているかご存知でしょうか?
豊臣秀吉による朝鮮出兵という悲しい歴史の中で日本に連れて来られて、有田の皿山で良質の陶石を発見し磁器の生産を始めたことから、陶祖(李参平公)としてここ石場神社に神としてお祀りされているのです。
(李参平公)によって日本の磁器は始まり、全国に広まり、伊万里・古伊万里として有名になり、柿右衛門様式など世界に影響を及ぼす美術品として発展していきました。
まさに(李参平公)なくしては今日(こんにち)の有田はなかったのですね。
【石場神社】で(李参平公)の磁製の座像を拝みながらその功績に頭を垂れる一日でした。上の写真は(李参平公)の座像で下は【陶山神社】の磁製の鳥居と【石場神社】です。
文・写真:城戸 恒雄10月21日

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