日替わりコラム
歴史のお話
先日佐々町の【三柱神社】を参拝しました。
御祭神は(素戔嗚尊様・大己貴命様・櫛稲田姫命様)の三柱の神様です。
この神社には明治以降国難に殉じた方々の慰霊碑や招魂碑が建てられ、遺族の涙や切ない想いが伝わってくるようでした。
その中に台座に《平和乃礎》と記された勇士の像があり、裏面には当時の陸軍司令官の感状がはめ込まれてありました。
昭和7年の上海事変において味方の突破口を開くために爆弾を抱え敵の鉄条網に飛び込み、爆弾とともに散華した3人の勇士を讃え造られた像ですが、今はこの像を見てもその由来を知る人も少なくなり、歴史の流れの中に語り継がれることもなくなるのかな、と殉国者の御霊に申し訳ない想いが湧いてきました。
戦争という悲しい出来事は無くさなければなりませんが、国にその身を捧げた英霊の御霊は尊く崇めなければならないのではないでしょうか?
昭和の時代は神を祀る神社に英霊の御霊を招き、尊く祀りました。
それが英霊に応える国民の声でした。
今は英霊に所縁(ゆかり)のある人のみが慰霊祭を行うような状況ではないでしょうか?
「これでいいのか?」と嗚咽を感じる想いで勇士の像を見上げました。
心の中で英霊に感謝し、国の安泰と世界平和を祈念しつつ【三柱神社】を後にしました。
文・写真:城戸 恒雄10月28日

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