日替わりコラム
「実相直視」
 私は心に迷いが出て来た時には「聖典」を読むようにしていますが、最近は谷口雅春先生御著書『聖経真理の吟唱』を読む事が多くなりました。(191頁)には次のようにあります。

 『およそ問題はすべて゛神の子゛に内在する無限の力を喚び出し発揮せしめるための゛誘い水゛であるのである。問題は私たちを苦しめるために顕れるのではなく、問題を機会として、内在の愛と智慧と力とが発現するように仕組まれているのである。
 問題は智慧ばかりでは解決しないこともあるし、力ばかりでも解決しないこともあるが、愛が本当に発現するとき、如何なる問題も解決するのである。』
 
 ここには「愛によって解決しない問題はない」と書かれてあります。愛とは自他一体の心でありますから、私は問題があるときには、まず相手の立場にたって考えることが大切であると思うようになりました。真剣に相手の立場になって考える事を繰り返しているうちに、自分の視野がいかに狭かったか気が付くようになりました。人はそれぞれの立場によって考え方が違っていたり、育った環境によって価値観が違っていたり様々です。 
 今までの自分の心を振り返ってみると、腹が立ったり、不平不満の心が起こったり、恐怖心が出てきたりした時は、自分の視野の狭さから不完全な現象に心が引っかかり、本来無い悪を有ると摑んで、完全円満な実相を観ることが出来なくなっている時に限ります。冷静になって考えればすぐに解ることですが、問題の真っ最中は簡単には気が付かないものです。 
 
 『生長の家』信徒行持要目の中に、「毎日一回は必ず神想観を実修して、心を光明化すべし」
とありますが、毎日「神想観」を続けることが、「実相直視」には不可欠だと感じています。

 下の写真は奥津城から撮った「日の出」と朝日に照らされた「龍宮住吉霊宮」です。 
文・写真:村上 満代10月29日

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