日替わりコラム
1万分の4の世界
 6日に行われました日時計主義の実践で私もバッタの絵を描きました。藤棚の家の由来説明をさせて頂いた後、何を画こうかなと思いながら、草を刈ったばかりの温故資料館の敷地を歩き回っていると、歩く度に足下からバッタがパタパタと飛び出して来ました。温故資料館の敷地にはこんなにもバッタがいるのかと思うほどいましたので、バッタをカメラで撮影し、それを絵にしました。
 これだけのバッタを育てる温故資料館の敷地の草花、またそのバッタを餌とする鳥たち、その鳥たちの糞がまた境内地のいろいろな場所に種と共に運ばれ、生物多様性がこの境内地に展開していく、人間もまたこれら動植物の恩恵を受けています。これもこの暖かな気持ちの良い季候がつくりあげているわけです。
 青い澄み渡った秋の空を見上げると、宇宙に吸い込まれそうに感じます。ほんの数キロメートル地上から離れると、地球上の生物の殆どが生きられない世界が展開しています。太陽光が当たると百度を超え、逆に光が当たらないとマイナス百度を超える環境に浮いている地球のこの地表では、平均15度というとても気持ちの良い環境が現れています。なんと凄いことなんだろうと思います。
 大気中に含まれるCO2の割合は、わずか0.04%だそうです。これを人で考えると1万人中わずかに4人ということになります。人ではそれが一人増えたとしてもあんまり変化は無いように感じられますが、このわずかなCO2の違いが、異常気象など地球環境に大きな影響を与えていると言われています。このことを考えると、自分が出来ることからCO2の削減努力していく必要があると感じます。
文・絵:錦織 義記11月10日

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