日替わりコラム
秋の風に誘われて
秋季大祭も終わりホッと一息ついたお休みの日に、久し振りに長崎県民の森へ行きました。
標高500mをこえる高さの空気は澄み切っており、空の碧さは冴えきった美しさでした。
周りの木々は紅葉真っ盛りのものもあれば既に葉を落としてしまったものもあり、様々な表情を見せてくれます。
この日は平日ということもあり、行楽に行き交う車もなく大自然を独り占めした気持ちになり、ユッタリと車を走らせました。
と、眼の前に丸い体に細い面立ちの茶色い生き物がキョトンとした表情でこちらを見ているではありませんか。
車を止めて近寄ってみると警戒しているのかササッと隠れます。
又近寄ると谷の方に下がり、今度はゆっくりと毛繕いをはじめました。
逃げる様子もないのでカメラを構えジックリ観察しながら何枚も写真を撮りました。
この生き物は「アナグマ」で冬ごもりのためか丸々と太り、とても可愛く感じました。
「アナグマ」さんも秋の風に誘われて日向ぼっこでもしていたのでしょうか?これ以上邪魔をしてはいけないので駐車場に車を止め、「森のつり橋」へ歩いて行きました。
風が少し強く吹いてつり橋の中央はユラユラ揺れて、ちょっと怖かったです。
足元はかなり深い谷で、風の音と水の流れる音が吹き上げて、まさに別世界に行ったような気分でした。
その後、芝生の広場でお弁当を広げ、嬉しい楽しい時間を過ごすことができました。
心を和ませてくれた「アナグマ」さん。ありがとう。
文・写真:城戸 恒雄12月2日

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