日替わりコラム
食べかけ蜜柑
すっかり冬になりました。金龍湖近くの曙杉はすっかり色づき落葉し始めました。龍宮住吉本宮練成会も5日目となりました。この練成期間には、2日・3日・本日と献労が3回あるのですが、今日の午後はその最後の3回目です。本練成会の献労は3回とも全て蜜柑の収穫となりました。

実は、今年は蜜柑の裏作と言うことに加えて、みかん園の外側に植えられた木は鳥や狢などに食べられていて、始めは量が足りないのではないかと心配しました。が、みかん園の奥の方に入ると鈴なりの木もあり、ほっとしました。

収穫の際、一方の手で蜜柑を支え持ちますが、時折、案外軽いので、その蜜柑をひっくり返すと、鳥の食べかけというのがあります。以前はそういった蜜柑は紛らわしいので、私たちがその場で一部食べたり、切って地面に落として肥料にしていました。しかし、ここ数年は鳥たちのために、傷ついた食べかけ蜜柑をそのまま木に残してあります。

みかん園の周りのハゼや椎の木の梢では、ヒヨドリやメジロがピーピーと大騒ぎをしています。国境も地主もない鳥の世界ですから、たっぷりの蜜柑が瞬く間に人間に収穫されてしまうのは一大事で、理解のできないことかもしれませんね。でも、今年は結構、食べかけ蜜柑が多いようですから、当分の間は鳥たちの胃袋を十分に満たしてくれそうです。

有り余るほどの自然の恵みに感謝して、同じ生命の仲間である鳥や動物たちにも恵みを分かち合う、豊かな世界で日々を送ることができるのは、幸せ以外のなにものでもありません。

今日もこれから蜜柑狩りです。頑張ってきま〜す。
文・写真:林 光子12月5日

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