日替わりコラム
懐かしの遊び場
年末なので故郷佐賀の先祖の墓参りに行ってまいりました。
途中子供の頃よく遊んだ隣町(北方町)の【海童神社】に寄り、周りの景色に思いをいたし懐かしく感慨にふけりました。
子供の頃のことですので神社に対する尊敬心とか畏敬の念などは全くなく、ただ隠れん坊するのに都合のよい建物ていどの認識しかなかったのですが、拝殿などで遊んでいるとよく大人の人に怒られました。
あれから50年の歳月が過ぎ、周囲を見廻すと神社の周りはそのままに変わりありませんでしたが、境内の外は人家など建物が建ち、昔の面影はかなり無くなっておりました。
境内の近くで水遊びをした湖の姿はそのままでしたが、シジミ獲りをした小川は水量も減り、堰を造られたためシジミ獲りも出来なくなっており、自然の良さが失われているようで寂しさを感じました。
堰のなかった昔は水害に見舞われることも度々あり、人の安全のためには堰を造ることも仕方なかった事かもしれませんが、昔の自然の姿を蘇らせることは出来ないのでしょうか?
昔の人は自然の脅威から神仏にすがり、神社を建立し、石仏を祀り、豊かな実りには祭礼を行い、自然と一体になって生活をしていたのですね。
ここ【海童神社】は主祭神として(豊玉姫神)(豊玉彦神)様を祀り、海の恵み山の恵みに感謝して災害の少なからんことを祈ったのですね。
50年振りに訪れた【海童神社】は懐かしい遊び場の思い出とともに自然への感謝を思い起こさせる場所でありました。
文・写真:城戸 恒雄12月23日

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