日替わりコラム
風の贈り物
生長の家総本山の地元・西海市西海町で(ゆで干し大根)を見てきました。
地元の大根畑で栽培した新鮮な大根を農家の人が一生懸命収穫し、トラックに積み込んで、作業場まで運び込み、葉っぱを切り落とし、きれいに洗って皮を剥き、機械に入れて小さく裁断し、沸騰したお湯に入れ茹であげてザルに取り、崖の上に組み上げた棚に運びます。
崖の上の棚は海に突き出て、先端に行けば足が竦んで眼が眩むような高さです。
そんな棚の上をザルを乗せたネコ車(長崎では一輪車のことをネコと言います)を押しながら先端まで運び、湯気の立つ茹であがったばかりの大根を均等に並べて広げていきます。
棚の広さは畳4〜50枚分位はありそうですが、そこに隙間なく並べられた大根は冬の冷たく乾燥した空気に晒され、徐々に水分を失い縮んでいき、色も真っ白から飴色に変色して、軽く小さくなって袋に詰められ、市場に出荷されていきます。
冬は寒く・雪も降り厳しい季節ですが、この冷たく乾燥した空気がなければ美味しい(ゆで干し大根)はできないのですね。
まさに(風の贈り物)とでも云うのでしょうか。
自然の恵みに感謝して美味しい(ゆで干し大根)をどうぞご賞味下さい。
上の写真は干したばかりの大根で、下は乾燥した大根です。
文・写真:城戸 恒雄2月24日

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