日替わりコラム
「感動」のかたち
9月に入り、朝晩はどことなく肌寒さを感じ、秋を間近に感じるようになりました。現在、第370回龍宮住吉本宮練成会が開催中で、昨日6日は「日時計主義の実践」として、絵手紙の創作が行われました。まだ夏空と呼んだ方が良い真っ青な空、葉っぱの色も濃く色づいて、夏らしい暑さを感じる中での絵手紙の創作となりました。
 そして、午後にはその作品発表の時間を私が担当させていただきました。いつも、この時間、作者本人に絵手紙を描いたときの感想を話していただいておりますが、昨日もまた、多くの感動がありました。それは作品を描かれた時の作者の思い、家族のことや御教えに救われたことなど、それぞれ皆様の人生がその絵にどこか現れているからこそ感動が生まれるのではないかと私は思います。

 話は変わりますが、8月の休みを利用して長女と次女を連れて、島根県の墓参りに行きました。そして少し足を伸ばして鳥取砂丘にも寄りました。8月も終わりの方で、天候も曇りがちだったのですが、なぜか私たちが着くと見事に夏真っ盛りの天候に様変わり、真っ青な空に砂丘が視界の奥まで続いていました。
 看板には「熱中症対策の為、水分を持参してください。」とのこと。気を引き締めて砂丘に足を踏み入れましたが、思ったよりも、本当に思ったよりも以外と楽に砂丘の頂上にたどり着きました。(上写真)

【景色を見て感動】
 そこから見下ろす十数メートル下の景色は日本海の真っ青な少し荒々しい海、その美しさに感動しました。夏の日差しを浴びて歩い来た体は熱くなっています。この砂丘を下れば気持ちよさそうな海・・そう思うと子供たちと一緒に砂の斜面を足が埋もれる感覚を楽しみながら駆け下りていました。

【気持ちよさに感動】
 そして靴と靴下を脱ぎ捨てズボンをまくり上げて海へ・・・。「気持ちいい!」火照った体温を海の水が洗い流してくれます。
海の気持ちよさに感動(^0^)/です。

【生還して感動】
 ひとしきり体を冷やした後は、今来た道を戻らなければなりません。振り返るとそこは聳え立つ砂山!(~*~)
上り始めて気づく蟻地獄のような斜面。(下写真1)足が砂に埋まりなかなか登れません。(*0*;)
 そしてやっと息も絶え絶え砂丘頂上に到着!すると、砂丘のガイドさんでしょうか、右腕に腕章をされた年配の男性が「ここ登ってきたんですね。ちゃんと水分摂ってくださいよ。今年も何人か熱中症で(病院に)運ばれましたから。」と言われました。その言葉を聞いて無事に帰って来られた子供と自分になぜか感動(^^;)。

【雲の形に感動】
 車に乗り込み、鳥取砂丘を後にする頃には、すっかり日も傾いていました。途中、子供が「あっ!」と声を上げました。子供が指さす方向を車の窓越しに眺めると、太陽光線を浴びてオレンジ色に輝く円盤のような雲が目に入りました。(下写真2)「へー面白い雲もあるもんだな」と雲の形になぜか感動して、車を降り写真を撮りました。

 後で考えるに、「感動」にもいろんな「かたち」があるんだなと思いました。また、どんなことでも心の持ち方で感動って得られるものだとも思いました。「日時計主義の生き方」を学んだ事で、ものの見方が変わったように感じます。どんなことでも、「感覚優先」の生き方をすることは、「意味優先」の生き方より、人生を何倍も何倍も楽しくしてくれるのだということを感じた墓参り旅行でした。
文・写真:錦織 義記9月7日

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