日替わりコラム
             雨
11月5日に雨が降りました。意気な音を立てながら、まるで”雨っぷり”っと言った感じでした。雨が降ると、晴天の下で行う行事には不都合なので、人の都合によって嫌われる場合もあります。そのように、雨の印象は人によって様々ですが、私の場合は子供の頃に、傘を忘れた学校帰りに”どしゃぶり”の雨に遭遇してしまい、靴の中にたっぷり貯まった雨水が体温で少し暖まり、ずぶ濡れで冷えた体には、それがちょうど"ぬるま湯"程度の暖かみに感じられた時の記憶を体が覚えているようで、今でも「雨」を見ると体が冷えるような感覚になります。しかし、雨は、地球上の生命にとっては水を与えてくれる掛け替えのない現象です。また晴れた日に、空気中で飛び交っている小さな埃や黄砂がありますが、雨はそれらを大地に落とし、景色を鮮明にするだけではなく、雨に濡れた風景は、太陽の光を跳ね返し自ら発光しているかのような輝きを見せてくれます。また夜間、外灯の灯りを受ける路面等も雨が降ると、濡れた表面が外灯の光を2倍にも3倍にも拡大して、暗い部分を照り返してくれます。雨という現象は、他にもありがたい面を沢山秘めています。そのように、何事も善い面を見い出せば、幸福な気持ちになれるものです。                  谷口雅春先生の「幸福を招く365章」86ページより         『すべての人を善しと観よ』  「貴方は今日より肉の眼をもっては事物を見ないのである。実相を見る眼をもって一切の人と事と物とを見るのである。如何に現象が不完全に見えようとも、それは現象であり、仮相であって、実の相は既に完全なることを見るのである。何故なら、現象は人間の迷いの心の雲が蔽うている姿であり、実相は神のつくりたまえる其儘であるからである。人間の迷いの心を取り去って、現象の相にとらえられることなく実相を観ることである。彼を善しと観れば彼の善があらわれる。観る事は創造ることである。」 。
文・写真:川良 隆造11月9日

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