日替わりコラム
野の百合の生きる道
谷口雅春先生御著書 『生命の讃歌』(86〜96頁)

『野の百合の如く私は行きたい。 野の百合は労(つと)めず紡(つむ)がない。 野の百合に野心はない。 野の百合は平和である。 野心のあるところに平和は来らない。 世界を平和を持ち来したいと云う野心にしてもだ。 野心によって平和が来ると思うのは、 木に縁(よ)って魚をもとむるの愚に等しい。(中略) 野の百合は人を救おうとは思わない。 かれは自分で「道」を生きるだけである。 「道」を問うものがあ れば、 黙って自分の「生活」そのもので答える。(中略) 自分は野の百合の如く生きたいと云うけれども、 自分の云うのは万人に野の百合となれと云うのではない。 お前はお前であれ、 そこに平和と安住とがある。 野の百合は薔薇の花を咲こうとは思わない。 野の百合は自分に許されただけの花を咲く。 そこに無理がない。(中略) 社会革命家よ、 世界救済の大導師よ、 無理と野心とを捨てても尚、 百合がおのずから百合の花を開くように、 薔薇が薔薇の花が咲けるように 何の無理もなしに素直に 君が革命や救済を成就し得るならば、 それもまた「野の百合」の生きる道である。』

 久しぶりに『生命の讃歌』を手にして読んでみたくなりました。読んでみると、何か心が落ち着き、穏やかな気持ちになりました。そして、新たな気持ちで、自分は自分らしく、神の子として、素直に真理を行じて生きて行こうと決意しました。
文・写真:村上 満代12月28日

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