日替わりコラム
樹齢3000年
佐賀県武雄市の【武雄神社】を参拝した折のことです。
ここ【武雄神社】は樹齢3000年の大楠があることで有名ですが、3000年という年月を考えてみました。
3000年と云えば今年は2012年ですからキリスト生誕より988年前にあたり、日本の建国より2672年になりますので、それより更に328年前にこの楠は双葉を出したと云うことになりますね。
その遙か悠久の昔からこの楠は生きてきたのですね。
その間どのような歴史を見てきたのでしょう?
風雪に耐え、自然の災害を凌(しの)ぎ、人の喜びや悲しみを見て、ただ静かに枝葉を伸ばし、暑い日には日陰を与え、雨の日には豪雨を和らげ、ただ静かにこの場に立っていたのですね。
人はその大きな偉容に尊敬と感謝の思いを込めていつの間にか幹に注連縄を張り、御神木として大切に護ってきたのですね。
そして大きな幹の洞(うろ)には天神様を祀り、信仰の対象としてきたのですね。
この樹の側に立ち、悠久の歴史を想いながら、僅か100年前後の人生のあり方をより有意義に過ごさなければならないな、と心を新たにした一日でした。
文・写真:城戸 恒雄3月14日

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