日替わりコラム
移り変わるものですね。
先日・佐世保市北大和の〔滝の霊場〕を訪れたときのことです。
〔滝の霊場〕と云う名前ですが滝の姿はありませんで、水の量もごく僅かしか流れていませんでした。
これは想像ですが、昔はかなり落差のある滝が流れており、周りには様々な神様や仏様がお祀りされていて、修行の場としての霊場だったのではないでしょうか?
北大和バス停の前に〔不動の滝〕と云う案内看板があるのを後で見つけて昔ここにあった滝は〔不動の滝〕と云う名前でその側に【不動明王様】が祀られていたと云うことがわかりました。
滝と云うものはいつも高い位置から滔々と水が流れ落ち、その姿は変わらないものだと思いがちですが、実は滝は常にその姿を変えているのですね。
かの有名な〔ナイアガラの滝〕は、後・何千年かの後にはただの川になってしまうと云う説があるのですね。
ここ〔不動の滝〕も水量が無くなったか、滝が後退して滝の姿を留めなくなったかして、名前だけが残ったのでしょうね。
現象はいつも移り変わり、人もまた移り変わるのですね。
変わらないものは神の愛と仏の四無量心でしょうか?
親を想う子の心と、それにも増して子を想う親の心でしょうか?
〔滝の霊場〕に立つ【不動明王様】を見つめそのようなことを考えた一時でした。
文・写真:城戸 恒雄5月4日

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