日替わりコラム
善人ボコリ
 引っ越しをして2回目の秋を迎えました。庭の紅葉が彩りを始め、秋をプレゼントしていただきました。紅葉は様々な色合いが上手く調和していて、大自然の芸術の美しさを感じます。
 
 神様の世界は多様性が御心であり、どの葉っぱ一つをとっても同じ葉はなくて、それでいて全体が調和した美しさを表現しています。自然界は変化に富み、そのままで美しく感動します。

 私たち人間もそれぞれに個性があり、その人のカラーがあり、そのままで素晴らしい神の子で完全円満です。みんな神様に生かされた尊い存在であり、尊い使命を持って生まれて来ているのですから、自分と違うからと言って争う必要もなく、お互いに生かし合えば調和し、神様の御心が現れます。

 とかく私たちは自分の善を誇り、相手と比較し、人を責めてしまうケースが多々ありますが、そう言う人を善人ボコリと言います。親鸞は「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」と言われました。とかく私たちは逆に考えて、悪人が救われるくらいなら当然善人が救われると考えてしまいがちです。しかし善人は自分の力で善を積んで行き救われようとするのです。一善一善と自力で善を積んで行ってもそれでは救われないのです。無我の所に神が現れます。悪人は善に誇るような心がなく、神様にそのまま救いを求め、心を神に振り向けられるから救われるのです。神様の御心が現れれば善となるのです。

 秋季大祭が近づいてまいりました。心をしっかりと神様に振り向けて、神様の御心に委ねて、素晴らしき秋季大祭にしてまいりたいと思います。

 神様にそのまま心振り向かせ
 

 
文・写真:日向 光春11月11日

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