日替わりコラム
「みかん」から教わったこと
 今年は「みかん」とよく関わった年でした。ここ総本山に来て次の日、練成会の献労で公邸のみかん園の除草の献労を行いました。その後10月まで、練成会での献労のほか、多くの面積を少人数で行う場合は草刈り機なども動員して除草を行ったり、農薬(体に触れても大丈夫なもの)の散布も行い、12月はじめには収穫を行いました。

 収穫されたみかんは、発送できるものと、ジュース用――大きすぎるもの、小さすぎるもの、堅すぎるもの、皮が黒いもの(皮だけが黒いので拭いたり、洗ったりすれば落ちるもので、中身は大丈夫なもの)はジュースにして練成会の参加者等に供されます――に選別します。

 今年は「献労練成会」と職員による作業時にみかんの選別の作業をしたのですが、選別をするときに、ジュース用(発送できるものと比べると見かけが劣るもの)ばかりを見つけていると、見かけが悪くないものまで、見かけが悪いものに見えてくるのです。自分の中で、これは発送用、これはジュース用という判断基準があるはずなのですが、ジュース用ばかりを見つけていると何となくどれもがジュース用に見えてくるし、その逆もまた真なり、なのです。この作業を通してやはり、良いものを常に見ているとどんな物事にも良い点を見いだすことができる、つまり日時計主義の生き方をこのみかんの選別から教わったような気がしました。

 ところでこのジュース用のみかん、ただみかんを絞っただけで、正真正銘「総本山みかん100%」なのですが、甘くてとろけるように美味しいのです。厨房の職員の皆様が手作業で、練成員や職員のために作ってくださるので、練成会のときには毎食時、有り難く頂戴しています。このジュースを飲んでいると風邪を引かないのだそうですが、確かにビタミンたっぷりで、やみつきになってしまいます。もちろん、新春練成会でもお飲みいただけますので、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

 ところで、今年はジュース用のみかんは十分過ぎるほどあるとのことですので、少し頂いてきて、家で手動式のジューサーを買って絞ってみました。美味しかったです。
文・写真:阿部 哲也12月26日

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