日替わりコラム
音浴博物館

 総本山に転勤してきて間もなく9ヶ月が経とうとしています。家族も含め、生活のリズムに慣れるまでは色々大変なこともありましたが、最近は、お休みの日に“プチ遠出”をして、周辺の散策を楽しんでいます。

 近くの直売所やレストランに入ったときに得た情報を頼りに色々と足を運ぶことが多いのですが、先週の土曜日、西海市にある「音浴博物館」なる所に行ってきました。総本山から車で30分ほどの所にあるのですが、森をいくつも越えていく感じで、山の中の、それはそれは環境の良いところにありました。

 元々は満州からの引き揚げ者の子ども達が通う学校があったところだそうで、昭和50年代のはじめに廃校になった後は、ベトナム難民の寮として平成7年まで使用されてい場所に、あるレコードや古い演奏機会などの収集家が収集品を展示したのが始まりだそうで、今は公共の施設になっているそうです。

「音浴」とは「音を浴びるように聞ける」ということだそうで、15万枚以上のレコードが何台もあるレコード盤、スピーカーを通して実際に聞くことができます。懐かしい音楽をレコードで聴いていると時間も忘れて、家族そろってあの曲も、この曲もと聴いておりました。また、そこで働いているスタッフの人達が、来た人にくつろいで行って欲しい、楽しんでいって欲しいという気持が滲み出ていて、とても居心地がよくて、つい長居してしまいました。

 そして、小さい頃は父親が壊れたスピーカーを拾ってきて狭い家の中の色々な所にスピーカーを設置してレコードをかけていた情景を思い出しました。久々に聴いたレコードの音を聞き、レコードの音ってこんなにも重厚で、耳だけではなく五感全部に訴えてくるような存在感があったのだ、ということを実感せずにはおられませんでした。

 アナログの持つ良さは、現代の社会にこそ、必要なのかもしれません。

 詳しい写真や説明は下記のサイトで、
 http://www.poss-kyushu.com/tanken/201301/index_5.html
動画は下記のサイトでご覧になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=eg68SRwXQrQ
文:阿部 哲也2月26日

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