日替わりコラム
植物から学ぶ
総本山の境内地は、桜の樹が至る所に植えられています。この季節(春)は、誰もが花見やらと、桜の花に春を実感します。とても優雅に咲いていますが、桜の樹は、春の時期におおよそ1週間から10日間の満開の時期を過ぎると、全く別な樹木のような雰囲気で、1年間のほとんどを静かに次の春への準備に備えています。鑑賞する人間の側の心も、この桜の樹や梅の樹が満開した時の、命の輝きのごとき美しさを知っているからこそ、暑い日も寒い日も、退屈そうに沈黙する桜の大樹を穏やかに見守っていられるのだと思いました。子育てや、人間関係でも現象に美しい命の表現が現れるまで、善き姿を思いえがいて待つ事も肝要であると思いました。私自身も若い頃には世間知らずで、家族や友人に対して生意気でしたが、そんな頃を思い出すと周囲の人たちは、そんな私を大切に見放さないでいてくれた事に感謝します。
文・写真:川良 隆造3月29日

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