日替わりコラム
「スピーチ」について
 4月末、「第5回相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」に参加しました。全国大会、研鑽会を通じて参加者側に回るのは22年ぶりです。とても新鮮に感じました。今の時代に必要な教えが総裁先生ご夫妻から説かれ、幹部の皆さんが心を一つにする貴重な機会に参加できて、とても有り難く思いました。

 研鑽会で印象に残ったことの1つは「1分間スピーチ」。合わせて14名の方が1分間でそれぞれの思いを話されました。1分間でもかなりの内容が伝えられること、1分間だからこそムダがそぎ落とされて内容が洗練されることなどが分かり、自分の意志を正しく、効果的に伝える練習として、とても良い方法だと思いました。

 私は3年間、アメリカ(ハワイ)に住んでいたことがありますが、アメリカの人達は、自分の意志を伝える練習を小さい頃から熱心にしています。娘がまだ4歳でプリスクール(幼稚園)に通っていたときのこと。担任の先生から電子メールが来ました。「明日、I am special.(私は特別だ)というテーマで全員にプレゼンをしてもらうのですが、マナミに(英語で)説明したけれどもあまり理解していなかったみたいだから、お家でお父さんから説明してあげてください」という内容です。4歳の頃から、「私は他の人が持っていないこんな長所を持っている」「私にはこんな素晴らしいところがある」ということを発表させるのですから、驚きました。

 ハワイには、色々な国のルーツを持った人が来ていますから、ものの考え方や話し方、ジェスチャーも単一民族の日本人とは比べものにならないほど多様です。英語の発音の仕方も、その国特有の話し方があり、慣れてくると話している言葉を聞いているとどの国の人か分かる場合もあります。日本人には日本人の癖があるようですが、日本の人がイメージする「ジャパニーズ・イングリッシュ」とはニュアンスが違うようです。

 そのようにバックグラウンドが多様な人達が集まっているから、自分の考えを相手が分かるように伝えることは仕事や生活など、あらゆる場面で必要になってくるのです。

 ちなみに娘は3歳から5歳までハワイの学校に通っていましたが、こちらの問いかけに対して大きな声で「No!」と言ったり、ものすごい意思表示がハッキリしていました。しかし日本に戻ってきて3年経った今は、意思表示はかなり曖昧です。それどころか、こちらの方言をマスターし始めています。(こちらに来て今、8ヶ月です)子どもの適応力、恐るべしです。

 写真は2010年3月に撮影した、ハワイのキンダーガーテンのクラスと友達との写真です。集合写真の方は娘は真ん中の前に写っています。
文・写真:阿部 哲也5月6日

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