日替わりコラム
撮っておいて良かったな〜。
長崎市外海町の出津(しつ)文化村にある国の重要文化財〔旧出津救助院〕が5年の修復工事を終え4月から一般公開されています。
ここはキリスト教関連遺産の一つで、フランス人のド・ロ神父が私財をなげうって外海町の貧しい農・漁民のために建設された貴重な建造物です。
中には当時の様々な道具などが展示されており、ド・ロ様がいかに外海の人々のために尽くされたかが手に取るようにわかりました。
ボランテイアの案内の人の説明も実に丁寧で、心に染みました。
そのド・ロ様が救助院を建設されたときに救助院の左右の庭に《アコウ》の木を1本づつ植えられたのですが、4月の強風と大雨でそのなかの1本が倒れてしまい処分されてしまいました。
私が救助院を見学に行ったその日の朝に倒れており、撤去する現場に立ち会うことができました。
100年を越える樹齢の木が切断され、トラックに積まれて運び去られて行く様子は何か無情さを感じてしまいました。
そしてハッと気づいたのです。
「あ、公開前にここに来た時に立派に立っている姿を撮っていたね」と、云うことを。
今回SDカードのデータの中からその《アコウ》の木の姿を探し出し、コラムに載せることができました。
撮っておいて良かったな〜。
上は元気なときのアコウの木・下の写真は出津救助院の全景です。
文・写真:城戸 恒雄5月24日

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