日替わりコラム
聴くことは尊い
 水無月となりました。大祓の月であります。ニセモノをみな吹き祓い、神の子として生まれ変わる大切な月です。日々心を浄め、今月も神様のお役に立ちたいと思います。金龍湖周囲の花菖蒲も美しく咲き始めました。とても心が和みます。

 最近、私は人の話を聞いているようで聞いてないことがよくあります。その度に、もっと謙虚に、素直に、相手の話に耳を傾け、相手の身になって考えてあげればよかったと思うことがしばしばです。どうやら左から右に聞き流しているようです。今月の目標は、人の話を「聴く」にしました。

 谷口清超先生著『人生の断片』P113
 「聴くことの尊さ」

 非常に話上手で、知識も金もある人でありながら、人に嫌われる人がいる。なぜかというと、彼が自分の考えを人に押しつけるに急で、相手の話を静かに聴こうとする愛念にとぼしいからである。相手の話を愛をもって聴いてあげるだけで、あなたは相手から感謝され、話上手だと思われ、愛が深いということになる。「観世音菩薩」はずべての人々のコトバを聴いて、そのコトバに従って三十三身に身を変じ、相手を救済する菩薩である。真に「聴く」ことに徹すれば、「観世音菩薩」の御徳をもって人々を救うことができる。
 しかし、愛がなければ「聴くこと」は難しい。愛のない人は、「聞き流す」ことはできても「聴くこと」は出来ない。「聴く」ためには吾々は相手と一つ心にならなければならない。

 私にとって、この「聴く」修行はとても大切な事だと思います。「聴く」ことに徹して、「観世音菩薩」の御徳でお役に立ちたいと思いました。

 ただ素直ただ聴く事に意識して

 
文・写真:日向 光春6月1日

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