日替わりコラム
自然の生かす力
暑い夏、時折自然の風が吹くと一際気持ち良く感じます。風が有り難く感じます。そんな自然の風を受けて、顕斎殿の正面に鯉のぼりのようにたなびく吹き流しがあります。赤、白、黄、紫、緑と鮮やかな色の吹き流しが風に揺れています。

この五色の色にはそれぞれ意味があって、古代中国の陰陽五行説に基づいています。陰陽五行説とは、万物は、木・火・土・金・水から成りたっているという説で、宇宙を表しているとされます。木は緑(青)、火は赤、土は黄、金は白、水は紫(黒)で表されています。

この吹き流しのように人間も十人十色で色んな人が存在します。色んな人が一つとなって調和の方向に動くとき、世界平和は実現していきます。

しかし、そこで忘れがちになるのが自然の恩恵です。私達は“自然の生かす力”によって初めて動く(生きる)ことができます。
空気や日光、水、土、風、火 …  数えれば限りがありません。
当たり前すぎて自然によって生かされていることを忘れがちになります。

この自然の風の力によって一つとなり、神前に向かう吹き流しのように、私達も自然の恩恵に感謝し、心を神様の方向に振り向けて、神・自然・人間の大調和を祈りたいと思います。
文・写真:竹嶋 裕之8月23日

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